産経大は令和7年4月24日に法学部シンポジウム「世界の成長エンジンとしてのアジアの平和と安全」を開催しました。シンポジウムでは台北駐福岡経済文化弁事処より総領事 陳銘俊博士、総領事夫人鄭静敏夫人、総領事館員香月啓伸氏にも参加いただき2年生、3年生約500人と一緒にアジア情勢の問題について考えました。シンポジウムで東アジアにおける外交・安全保障の現状を複数の視点から考察。総領事 陳銘俊博士による基調講演や県内の高校・産経大生によるパネルディスカッションなど内容も充実し会場から質問が出るなど活発なシンポジウムとなりました。今回のシンポジウムについて詳細は5月6日の宮崎日日新聞に特集記事として掲載されます。

産経大の玄関前で学生に歓迎される台北駐福岡経済文化弁事処 総領事陳銘俊博士(中央)と宮崎産業経営大学長 大村 昌弘(左)

基調講演では現在の台湾があるのは日本統治時代の教育が重要だったと述べる陳総領事

陳総領事の講演を真剣に向き合っている産経大生の2年生と3年生

産経大生と県内高校生のパネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの「総合モデレーター」を担当した宮崎日日新聞社黒木報道部長

日本や台湾をはじめとする「繊細な知識や開発能力」を持っている多くの国が点在するアジアと手を組むことでアメリカ経済の発展に連動していると述べる産経大法学部中村さん

日米同盟を基軸とする西側諸国の安全保障体制の正当性を確かなものにする方向で研究してきたと述べる鵬翔高生篠原さん。

陳総領事に日本だからこそ出来る台湾有事への未然対策はあるのかと質問する産経大法学部吉武さん

東アジア諸国の問題について約8ヶ月間、大学での研究や福岡でのフィールドワークを行った産経大生・県内高校生のワーキングチーム