平成26年度宅地建物取引主任者試験に、法学部3年生の土谷伸一君(行政システムコース、青木ゼミ)、2年生の戸田大貴君(法律実践コース、立川ゼミ)、中武浩美さん(法律実践コース、村田ゼミ)の3名が合格しました。
尚、宅地建物取引主任者は、平成27年度から、「宅地建物取引士」へと名称が変更されます。
法学部では、今後とも、宅地建物取引士試験、行政書士試験、司法書士試験、ビジネス実務法務検定試験、さらには司法試験等、さまざまな資格試験の合格に向けた支援をしてまいります。
法学部生3名が宅地建物取引主任者資格試験に合格しました!
経営学部公開講座「今、宮崎のものづくりを考える」のお知らせ(参加者募集)
-経営学部公開講座「今、宮崎のものづくりを考える」-
東九州自動車道の開通は、北九州を中心に発展する自動車産業と連携する契機となり、県下の製造業との活発な交流が進んでいます。また、「6次産業化」が進む中、農産物を加工し付加価値をつける「フードビジネス」の振興が期待されています。こうして今、宮崎県ではものづくりに注目が集まっています。
このシンポジウムでは、これからの宮崎県のものづくりに必要なものは何かについて焦点をあてて解説し議論します。
日時: | 平成27年1月24日(土) 13:30~16:00(受付13:00~) | ||||||
場所: | 宮崎産業経営大学5102教室 ※入場無料・申し込み不要 |
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プログラム: |
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(お問い合わせ)経営学部公開講座 日高・出山
テレビ放映について
本学社会科学研究所主催で開催しました公開イベント「憲法シンポジウム」(10月4日開催、宮崎商工会議所女性会共催)及び「TPPフォーラム」(11月9日開催、JA宮崎中央会協賛)の取り組みがテレビ番組として放映されることになりました。学生たちが主体的に取り組んだ今回の取り組みについて当日の模様だけでなく、準備段階からの学びの様子について紹介しています。
是非ご覧いただきますようお願いいたします。
記 | |
放送局: | MRT宮崎放送 |
日 時: | 12月29日(月)午後3時~(1時間枠) |
以上
第28回青島太平洋マラソンに本学学生がボランティアとして参加しました!
12月14日に行われた青島太平洋マラソンに,本学のボランティアサークル「もくもく会」所属と「スポーツB」受講者がボランティアとして参加しました。青太とは,綾部先生時代からのおつきあいです。そのおつきあいの長さのおかげで,責任重大な貴重品預かり(もくもく会)と荷物預かり(スポーツB)を担当させていただくことになりました。
スタート・ゴール地点のサンマリンスタジアム集合は午前5時半すぎ。星がキレイに瞬いていましたが,当日はこの冬一番とも言われる寒さ。そんな中で,すべての学生が一生懸命説明を聞き,貴重品を受け付ける係,貴重品を棚に収める係,人の流れをコントロールする係など,自分の持ち場や責任を確認しあっていました。
受付終了は午前8時半でした。締切厳守のため,一部預かりをお断りさせていただきました。そんな若干ストレスがかかりそうな役割も,学生はいやな顔一つ見せず,明るく丁寧に対応していました。
わたしたちの役割はここでひと段落します。午前9時にフルマラソン,その後10km,3kmの部の順でスタートします。
午前9時からは,ランナーの応援に力を注ぎました。声援に「ありがとう!」と答えてくれるランナーのみなさん。その声を聞いて,学生の疲れもふっとんだのではないかと思います。

正午が近づいてくると,徐々にランナーの方々がゴールし始めます。貴重品預かりでは,ランナーおひとりおひとりのゼッケン番号とお名前をしっかりと確認の上,貴重品をお返しします。
帰ってこられた順に取りに来られるので,貴重品預かりは比較的穏やか
午後3時半,すべての競技は終了しました。貴重品・荷物とも迅速かつ正確にランナーの方にお返しすることができました。
このボランティアでは,学生がいつも以上にイキイキと,そしてキビキビと動いていたのが印象的でした。お金のためではなく,人のために動く。見返りを求めず,むしろこの役割をいただけたことに感謝をする。そういった大切なことが学べたのではないかと思っています。
報告者 山田恭子(経営学部/もくもく会顧問)
経営学部2名が税理士試験に科目合格しました!
本年度実施された税理士試験の合格発表にて、経営学部(出山ゼミ)の2名の学生が科目合格しました。2年次の池脇信一郎君は簿記論と財務諸表論の2科目に合格、4年次の渡辺博君は簿記論に合格しました。
税理士試験は、会計系の2科目と税法系の9科目のうち3科目の合計5科目に合格することによって、税理士の資格を得ることができます。今回合格した二人は、ともに会計系の科目合格となります。
今後とも、経営学部では税理士試験等の高度な試験合格に向けた支援を行っていきます。
宮崎産業経営大学法学部・村田ゼミの3大学合同ゼミ実施報告
法学部・村田治彦ゼミは、9月15日(月)・16日(火)17日(水)、熊本に行き、熊本大学法学部岡田行雄ゼミと熊本学園大学経済学部井上弘樹ゼミとの間で合同ゼミを行いました。
以下の通り、その活動を報告いたします。
なお、表題もしくは名前をクリックすると、内容を見ることができます。
3.参加したゼミ学生の感想
【文科省事業】フューチャーセッション「みんなが暮らしやすい「超高齢社会」の未来」を開催しました
11月30日(日)、宮崎駅kitenビルにて、文科省委託プロジェクトとしてフューチャーセッション「みんなが暮らしやすい「超高齢社会」の未来-共に生きる未来シナリオを描こう-」を実施しました。今回のフューチャーセッションは、これまでの2回のセッション(対話型授業)を踏まえて、「対話プロセスを強化すること」と「未来シナリオ作りの学習効果を測ること」を目的に開催しました。今回は、市民参加型のオープン形式で開催し、高校生・大学生・社会人の52名の参加者がありました。本学からは、文科省委託事業のセッション企画チームである今出敏彦准教授、田中素子准教授、山田恭子講師、出山実講師、調査研究チームの村田治彦准教授が参加しました。また、インスピレーショントークゲストとして、法教育に詳しい弁護士の春田久美子先生をお招きしました。
1.フューチャーセッションの流れ
フューチャーセッションは、12時30分から15時30分の3時間が行われました。
①イントロダクション・インスピレーショントーク
イントロダクションは、「フューチャーセッションとは何か」について、「未来志向」と「創意形成」をキーワードに説明しました。インスピレーショントークでは、ゲストスピーカーである春田先生から「弁護士からみた超高齢社会-今までの10年、これからの10年-」として実社会に即した内容を、出山講師から都城商業高校で行った対話型授業から生まれた「未来の可能性」に関する内容を伝えました。
②ワールドカフェ
ワールドカフェでは、「超高齢社会の未来を動かすドライビングフォース(未来を左右する可能性)」をSTEEP(社会・科学・経済・環境・政治)の観点から考えました。ドライビングフォースは、現在から2020年の未来までを射程としました。1回7分間として、全部で3回、100個のキーワードをあげることを目指して実施しました。
③マグネットテーブル
マグネットテーブルでは、まず最も気になるドライビングフォースから、変化の分岐点となる軸を1つ決めました。次に、参加者は軸を記入した用紙を持って、軸の内容が近いメンバーと集まり、新しいグループを作りました。
④クイックプロトタイピング:未来シナリオを描く
クイックプロトタイピングでは、「その変化が起こったら?」の未来シナリオを描きました。未来シナリオ作りは、その未来のタイトルや特徴、その未来におけるチャレンジは何かを考えました。
⑤プレゼンテーション
完成された未来シナリオは13個でした。プレゼンテーションでは、未来シナリオのアイディアを参加者全員で共有しました。
⑥サークル
サークルの時間では、春田先生、今出先生から講評がありました。また、プレゼンテーションをしてくれた参加者から、「超高齢社会に向けたアクション」を宣言してもらい、参加者全員で共有しました。
2.参加者の感想
・今日のフューチャーセッションに参加して、自分の考えだけではなく、人の意見もきちんと聞いて、話に取り入れていくことが大事なのだと改めて感じました。他の人の意見もたくさん面白い意見もあって「未来」というものが「現実」になると私は思いました。自分だけでなく、お年寄りや子ども、友達にもどんな人にでも素直で優しくなれる人になりたいです。
・今回3回目のフューチャーセッションに参加して、前回よりテーマのレベルが上がり、試行錯誤しながらシナリオを作り上げていきました。1からすみずみまで観察して、未来を考えるための第一歩をそれぞれが見つけることができ、とても良い機会に恵まれました。ここで出会った仲間の意見もユーモアがあり、様々な思いがあるのだなと思いました。
・未来を考えると胸がはずむ気持ちになりました。身近な一歩として今日から始めることを実際に実行しなければ一歩目とならず、その始めの一歩の大切さに改めて気が付きました。未来シナリオを考えながら、今後もやっていきたいと思います。
・答えが一つではない難しい内容でしたが周囲の人達と協力して考えることはとても楽しいことなのだと知ることができました。今後は多少難題であっても、一歩踏み込んで考えようという意欲が湧きました。
・今日のフューチャーセッションに参加して、やはり自分の持っている考え、価値観の範囲は狭いなと感じました。いろいろなグループの意見を聞いてみると、「これ面白いな」と感じるものが多くあり、こういった皆で(できるだけ多様な人たち)話し合う機会が必要だと思いました。
3.フューチャーセッションの成果について
未来シナリオ作りは、「こうなるべきである」とか「こうなるであろう」という考えではなく、「こうなるかも」という可能性を集めて作成します。そこには、参加者の思いや経験、アイディアが大きく反映されることになります。また扱う内容は、答えのない複雑な問いです。複雑な問いとは、誰かが考えれば答えがでるようなものでなく、みんなが考え方や態度、行動を変えることでしか解決しない問題を言います。未来シナリオ作りは、フューチャーセッションの手法として広く活用されるものであり、一方で対話プロセスとしてはこれまでの事業で行った中で最も難易度が高いものでもあります。
今回のフューチャーセッションでは、52名の参加者から未来の可能性を集めた13個の未来シナリオが生まれました。未来シナリオのタイトルは、「どこへもお出かけLet’sGo」「みんなで創る交流がある未来」「遊び場のある老人ホーム」「あの頃オリンピック」「いつまでも健康で働ける未来」「ロボットと人間の共存社会」「Let’s医療」「スタンド・バイ・ユー・ドラえもん」「若者ファイト」「サザエさんみたいな地域づくり」「しゅーみ(趣味)」「高齢者の自由」「素晴らしい教育を」となりました。作成された未来シナリオからは、自分たちが変わらないといけないこと、高齢者の生活から学ぶこと、若者と高齢者をつながること、もっと遊びを増やすこと、地域づくりからはじめること、最先端の技術を活かすことなど数多くの気づきがありました。
本事業は今後、「対話型授業の学習効果の検討」や「フューチャーセッション型の対話型授業とアクティブラーニングの連携の可能性」などを探りながら、プロジェクトの報告書を作成していきます。また、来年度の免許更新講座の新設に向けた検討も行っていきます。そこでは、先生方(受講者)が自らコーディネーターとなり、対話型授業のスキルを高めるような講座を考えています。報告書や新設の免許更新講座については随時ホームページにて掲載していきます。
「免許更新制高度化のための調査研究事業」プロジェクトチーム
渡邊綱纜先生講演会「夕日に魅せられた川端康成と日向路」を開催しました。
11月15日(土)午前10時から11時半に、本学主催の特別公開講演会として、本学客員教授の渡邊綱纜先生をお迎えして、川端康成『たまゆら』創作五十周年を記念した講演会「夕日に魅せられた川端康成と日向路」を実施した。
当日は、一般の来場者および学生を含めた150名ほどの聴講者が、渡邊先生のご講演に熱心に耳を傾けた。
講演内容は、昭和40年4月から1年間放映されたNHK朝の連続テレビ小説「たまゆら」原作執筆にあたり、取材のために宮崎を訪れた川端康成を出迎え、宮崎県内各地をご案内してめぐり、17日間という長期にわたって公私に及んで川端康成と交流のあった渡邊先生による「宮崎における川端康成」のその滞在時における様子を精彩かつ詳細に貴重なエピソードをふんだんに交錯させながら、その人物像に迫り説き明かしていく稀有な内容を数多く含んだ希少価値の高い話であった。
川端康成の宮崎来県五十年、没後四十年ほどの歳月を経てもなお、あたかも昨日のことのように活き活きと語り継いでいく渡邊先生の誠実で愛情に溢れた言葉の一つひとつが、小説家川端康成という類い稀な才能の存在感を、強烈で独特の魅力に包まれたその人間性を、大切に的確に言葉に置き換えながら、あるときは渡邊先生ご自身にそのまま川端康成の投影されるものと錯覚するかのように、リアリスティックな川端康成像が現出してくると言ってもよいのではないだろうか。
現在、このような往時の川端康成氏について語り得る関係者は、その人びとの高齢化とともに主だった方々が数少なくなってきており、こうした「たまゆら」作品成立における特筆に値する影響を及ぼした人物の現存していることは、まさに例外的なことで、きわめて希少なあり様と思われる。渡邊先生は、長期間にわたり、川端の宮崎取材旅行に同行して、「日本のふるさと」宮崎の人と風土の美しさ、温かさを伝え、小説「たまゆら」執筆・成立において、かけがえのない影響をもたらした方なのである。
そのことは、宮崎がどこよりも「美しい日本」の原風景にほかならない場所であり、「日向が神話の発祥の地」という所以によるものであったことが大きい。
以上
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「第43回 秋季全日本学生サーフィン選手権大会」団体2連覇!! 個人優勝も達成
川端康成『たまゆら』創作五十周年記念「特別公開講演会」開催について
ノーベル文学賞作家川端康成氏の宮崎訪問50周年を記念いたしまして、当時、宮崎交通㈱の広報宣伝課長として、17日間にわたり川端康成氏の取材に同行し、宮崎の人や風土の美しさやあたたかさを伝えた渡邊綱纜先生による講演会を、下記のとおり開催します。