大学卒業後、学校(高等学校、中学校)の教員になるためには、それぞれ相当の「教育職員免許状」を取得していることが必要です。これは、教育の資質の維持と向上を目的とした教育職員免許法の規定によるものです。
教育職員免許状は、教育職員免許法及び同法施行規則に定められた必要な単位を修得し、大学を卒業して学士の学位(基礎資格)を有する者の申請に基づいて、都道府県の教育委員会から授与されます。授与された教育職員免許状は、全国すべての都道府県においてその効力を有します。
教職課程とは、上記の教育職員免許法に基づいて、教育職員免許状を取得するために必要な科目を履修する課程をいいます。そこで、教員になることを希望し、教職課程を履修しようとする学生は、以下の「教職課程履修の手引き」を必ず熟読の上、一年生から計画的に履修してください。
教職課程履修の手引き
・2022年度入学者
・2023年度入学者
・2024年度入学者
・2025年度入学者
教職課程手続
1年生
・オリエンテーション時に配付する「教職課程仮登録願」を指定された期日までに教務課に提出してください。「教職課程仮登録願」を提出した学生のみ、教職課程の仮登録が行われます。
・教職課程の履修登録をするためには、後期初めのガイダンス時に配付する「教職課程履修願」を指定された期日までに教務課に提出する必要があります。併せて教職課程履修料15,000円を納入しなければなりません。
2年生
3年次に教育実習に参加する場合は、ガイダンス時に配付する「教育実習生個人票」を指定された期日までに教務課へ提出してください。
3年生
・4年次に教育実習に参加する場合は、ガイダンス時に配付する「教育実習生個人票」を指定された期日までに教務課へ提出してください。
・3年次に「教育実習」に参加するためには「教育実習参加願」を提出する必要があります。併せて実習費20,000円を納入しなければなりません。
・ガイダンス時に配付する「教育実習参加願」・「教育実習生調書」を指定された期日までに教務課へ提出してください。「教育実習参加願」を提出した学生のみ、授業科目「教育実習Ⅰ」若しくは「教育実習Ⅱ」を受講することができます。
・「教育実習事前指導」の時間に配付される「教育実習カード」に必要事項を記入し、教育実習が始まる前に本学教育実習担当教員に提出してください。
・教育実習終了後、速やかに「教育実習アンケート」・「教育実習自己評価表」を本学教育実習担当教員に提出してください。
・「介護等体験」は小学校免許や中学校免許を取得希望の学生に対しては、必修となっていますが、幼稚園免許や高等学校免許を取得希望の学生に対しては、「選択」となっており、必ずしも介護等体験を行う必要はありません。
4年生
・4年次に「教育実習」に参加するためには「教育実習参加願」を提出する必要があります。併せて実習費20,000円を納入しなければなりません。
・ガイダンス時に配付する「教育実習参加願」・「教育実習生調書」を指定された期日までに教務課へ提出してください。「教育実習参加願」を提出した学生のみ、授業科目「教育実習Ⅰ」若しくは「教育実習Ⅱ」を受講することができます。
・「教育実習事前指導」の時間に配付される「教育実習カード」に必要事項を記入し、教育実習が始まる前に本学教育実習担当教員に提出してください。
・教育実習終了後、速やかに「教育実習アンケート」・「教育実習自己評価表」を本学教育実習担当教員に提出してください。
・「教職実践演習」は、教職課程履修の総括科目として4年次後期に必修科目として配置されています。「教職実践演習」の履修登録を行うには「履修カルテ」の作成及び提出が必要となります。