3月12日、経営学部4名が参加しているまちソワプロジェクト(宮崎県美しい宮崎づくり推進室主催)の成果発表会がありました。同プロジェクトは、3つの大学が専門分野を超えてチームを作り、5か月間をかけて、宮崎駅前の高千穂通りの景観のあり方、多様な人たちにとっての居場所としてのあり方を検討してきました。また、同プロジェクトの中では、企業や市民団体へのヒアリングも数回にわたって実施しました。
成果発表会では、2つのチームが、企業、市民団体、宮崎県、宮崎市の関係者の方々などの前で高千穂通りに関する提案を報告しました。1つのチームは、景観活動をベースにして、地域の幸福を生み出していくことをコンセプトとした提案がありました。もう1つのチームは、高千穂通りの既存の価値(落ち着いた場所であり、静かである点)に着目した提案がありました。2つのチームとも、オリジナルの切り口で大変興味深い提案となりました。
どちらのチームの発表も、企業や市民団体から高評価を得て、「提案を一緒にやりたい」というコメントをいただくことができました。また、一緒にプロジェクトを進めてきた県の方々からは、学生たちの粘り強く取り組む姿勢と提案内容を高く評価していただきました。
今回のプロジェクトは、学生たちにとって専門を超えて、1つの課題を作り上げていく良い経験となりました。経営学部では、引き続き、専門を超えた越境学習の場を提供していきたいと思います。
※今回の取り組みは、宮崎日日新聞3月15日の記事でも紹介されています。
(経営学部:出山)





