宮崎産業経営大学



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経営学部ビジネスリーダーシッププログラム「HATCH AND GO IN AOSHIMA」研究報告に向けた準備を進めています

経営学部ビジネスリーダーシッププログラムでは、FM宮崎さんの協力のもと、青島の活性化を目的に5つのラジオCMを作成しました。作成したラジオCMは、9月から10月にかけて、FM宮崎さんのフリースポットで流れました。

ラジオCMの放送も一段落ついたことを受けて、本プログラムでは研究成果をまとめる段階に入りました。青島をどのように観察し、どのように問題意識を設定して、ラジオCMの方向性を決めたのか。実際に、作成するCMの内容は誰をターゲットにして、どのようなメッセージを意識したのか。また、放送後、ラジオCMにはどのような感想があったのか、どのような効果があったと推測されるのか。このような視点を持って、チームごとに学生たちが研究報告としてまとめています。

具体的な研究発表の場は、12月1日に開催される宮崎インターゼミナールと、来年1月以降に予定している経営学部の公開講座となります。それぞれの発表の場に向けた準備、発表そのもの、リフレクションを通じて、参加している学生にもう一段の成長が見込まれると考えています。

発表の様子は随時報告していきます。

 

 

産経大シンポジウム「若者が描くカッコイイ農業経営とは!」が開かれました。

 令和元年11月3日(日)オランダワーゲニンゲン大学URのJos博士、オランダ王国大使館農務参事官のKrajenbrink博士、駐日欧州連合代表部Sylwia書記官をお招きし、近未来の宮崎の姿を議論したシンポジウムを開催しました。
 このシンポジウムには、前農林水産大臣で衆議院議員の齋藤健先生も東京から駆けつけて頂き、「これからの日本の農業は海外のマーケットで勝負ができるよう新しいことに挑戦する事が必要である」と若者にエールを送っていました。

 


1. 松井孝之宮崎産業経営大学社会科学研究所所長(弁護士)による開会の挨拶


2. 駐日欧州連合代表部シルヴィア通商部書記官による基調講演の様子


3. オランダで現地の農業関係者とディスカッションした様子を話す齋藤健先生


4. 学生とのパネルディスカッションで質問に答えるクライエンブリンク博士


5. パネルディスカッションで専門家に質問をする高校生


6. パネルディスカッションで高校生からの質問に真剣に答えるジョス博士(画像:中央)とクライエンブリンク博士(画像:右)


7.JA宮崎中央会三田井専務理事による総括講評


8.第1回遣欧青年使節団優勝チーム 左から産経大法学部教授宮田浩史、JA児湯智宏さん、妻高校 齊籐祐可さん、宮崎北高校 和田ゆかりさん、産経大生松田大生さん、産経大生黒木真央さん

アグロポリス全体会議の実施

 令和元年11月2日(土)、農業を核にした地域活性化を目指す「アグロポリス(田園都市)構想」の全体会議が宮崎観光ホテルで開催されました。本県関係者のほか、欧州連合(EU)、オランダ大使館、オランダワーゲニンゲン大学教授、本学の研究者ら約60人が出席しました。
会議では7月に農業先進国のオランダやEu本部のあるベルギーに視察訪問した「遣欧青年使節団」の欧州視察報告や本学の田中教授による「新・生産地革命」について説明があり産地へ消費者の移住を促進する都市計画(アグリフッド)について紹介がありました。


1. 全体会議の様子


2. 「遣欧青年使節団」による研究視察の報告


3.田中教授による「新・生産地革命」の説明


4. 農家の方が安定した収入を確保するには誰よりも先に行動する事が重要であると述べるワーゲニンゲン大学Jos博士


5. 作物の価格決定には生産者が関わる事が重要であると述べる駐日欧州連合代表部のシルヴィア通商部書記官


6. 田中教授が提案した「新・生産地革命」においてコスト削減の具体案について質問するオランダ王国大使館クライエンブリンク農務参事官

法学部 人権講座「セクシャルマイノリティの人権について考える」を開催しました

令和元年10月5日(土)に本学法学部では、宮崎県人権啓発推進協議会の委託による人権講座を開催しました。3回目となる今回は、「セクシャルマイノリティの人権について考える」をテーマといたしました。講座の第1部では本学法学部の青木誠弘准教授が講演を行い、第2・3部では岡山大学大学院保健学研究科・研究科長の中塚幹也教授を講演者としてお招きし、多くの参加者のご来場をいただきました。

 

【講座の様子】

 

【青木先生による講演(第1部)】

 

第1部は「共生社会をめざして」というテーマで、青木先生より法学的な観点から講演が行われました。社会における価値観の変化という視点を軸に、セクシャルマイノリティの方々の人権を考察し、共生社会の可能性についてお話をされました。

 

【中塚先生によるご講演(第2部)】

 

第2部では、「LGBT/SOGIの基礎知識」と題して、中塚先生より医学的な観点からLGBTについて説明して頂きました。参加者はその基礎知識を得ることで、LGBTの方たちへの理解をより深めることができました。特に性同一性障害について詳しくお話を頂き、戸籍の性別を変える際の現在の問題点、トイレの設置のあり方など、多くの具体的な事例とともに説明くださいました。

 

【中塚先生によるご講演(第3部)】

 

第3部では、「LGBTを取り巻く社会の課題:教育,医療,行政」と題して、医学的な基礎知識を踏まえた上で、社会がどのようなサポートをしていくべきか、引き続き教育、医療、行政といった多岐に渡る分野におけるご提言を頂きました。特に学校現場では早い時期からのサポートが必要であることもお話しくださいました。セクシャルマイノリティの方々に社会としてどのように寄り添い、援助するとよいかについて理解を深める貴重な機会となりました。

 

【質疑応答の様子】

 

最後に、質疑応答の時間では、ご来場の皆様からご質問をいただき、中塚先生と青木先生が丁寧にご回答くださいました。時間内に全ての質問にお答え頂くことができなかったほど多くの質問が集まり、ご来場の方々の関心の高さを感じるものとなりました。

当日ご来場いただいた皆様に篤くお礼を申し上げます。今後も、本学では皆様のご関心に合ったテーマによる学びの機会を提供したいと考えております。

(文責 法学部/中本幹生)

空手道部、全日本大学空手道選手権大会に出場決定!!!

令和元年10月20日に福岡市で開催された第68回全九州学生空手道選手権大会に出場しました。結果は以下の通りです。

男子団体組手準優勝
女子団体形3位
女子団体組手優勝

なお令和元年11月10日に愛知県豊田市で開催される全日本学生空手道選手権大会に出場することになりました。
応援をよろしくお願い致します。

【新体操部】九州学生新人新体操選手権大会 有村瑠夏が総合優勝!!

第40回九州学生新体操新人大会

期日:令和元年10月18日(金)~19日(土)
場所:長崎県立総合体育館          

日頃より、本学新体操部に多大なるご支援をありがとうございます。
上記の大会に出場し、経営学部1年 有村瑠夏が個人総合優勝することができました。
また、そのほかの4名の学生も下記の成績を収め、健闘致しましたことをご報告いたします。

個人総合
優勝 有村瑠夏(経営学部1年)
4位 山崎 舞(経営学部1年)
6位 黒瀬加鈴(経営学部2年)
7位 浜口 南(法学部1年)
8位 横市亞美(経営学部1年)
種目別種目別入賞
フープ2位 山崎舞
フープ3位 有村瑠夏
ボール優勝 有村瑠夏
クラブ優勝 有村瑠夏
クラブ3位 山崎舞
リボン2位 黒瀬加鈴
リボン3位 有村瑠夏

【新体操部】全日本学生新体操選手権に1年生2名が個人演技で出場!!

第71回全日本学生新体操新人大会

期日:令和元年8月25日~27日
場所:北九州市立総合体育館   

日頃より、本学新体操部に多大なるご支援をあがとうざいます。
上記の大会に出場し、有村瑠夏(経営学部1年)・山崎舞(経営学部1年)出場致しました。
1年生ながら、大きな舞台で堂々と演技し、今後の成長が益々期待できる大会となりました。
今後とも応援よろしくお願い致します。

個人総合32位 有村 瑠夏
個人総合40位 山崎 舞

第33回古城祭のゲストが決定致しました

 令和元年度「第33回古城祭」のゲストが決定致しました。2011フジテレビ番組「お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル第20回」優勝を果たしたものまねお笑いコンビのダブルネームさんです。当日、どんなステージになるのか楽しみです。皆様のご来場をお待ちしております!

 

日程 11月3日(日)
開演 16時15分~

 

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経営学部ビジネスリーダーシッププログラム「HATCH AND GO IN AOSHIMA」青島活性化ラジオCMオンエア!

10月3日から経営学部ビジネスリーダーシッププログラム「HATCH AND GO IN AOSHIMA」にて作成したラジオCMがオンエアされています。

また、ラジオCMを聴きたいという問い合わせも多かったことから、エフエム宮崎さんのご厚意により、同社HPからも聞けるようになりました。

エフエム宮崎HP:イベント インフォメーションページ(10/11付け)
http://www.joyfm.co.jp/eventinformation/eventinformation-26871/

それぞれの視点から青島活性化を目的とした5本のCMをぜひお聴きください。

本学短期海外語学研修について(国際交流センターより)

グアム大学
海外語学研修報告

 

 こんにちは、宮崎産業経営大学国際交流センター委員の髙橋(法学部准教授)です。2018年2月より本学と学術協定を結んだグアム大学への短期語学研修ですが、この度(2019年9月8日から9月21日)二度目の派遣が行われました。そこで本学HPにて、グアム大学での研修の様子について簡単ではありますがご紹介いたします。海外での語学学習に意欲がある方、卒業後海外留学を検討されている方、在学中に多様な価値観に触れながら主体的に何かに対して本気で取り組んだという経験を求めている方、本稿を参考にして頂き、ますます多くの皆さんが将来的に本研修へと参加するきっかけになってくれれば幸いです。

(出発前宮崎空港にて。左から9月研修引率の古賀講師、徳地教授(国際交流センター長代理)、村田成美さん(法・2年)、山口彩華さん(法・2年)。村田さんは現在本学のECC(English Conversation Club)に参加、また先般開催された遣欧青年使節団の研究プロジェクトのメンバーでもありました。山口さんもECCに参加しながら、筆者が主宰している英語研究会にも参加し英語力向上に向けてとても熱心に取り組んでいます。)

 

◯ 研修内容
 現在開催されているグアム大学研修はクラスサイズの都合上、他大学とのジョイント形式での開催です。初日のクラス分けテスト、オリエンテーション、キャンパスツアーを経て、全10日間濃密なプログラムが連日開催されます。午前中は10〜15人という語学学習に適切なクラスサイズで文法やスピーキングについて英語で学び、積極的な授業参加が一人一人求められる内容となっています。講師は英語教授法(TESOL)の領域で学位を取得され、教育歴も十分なスタッフの方ばかりです。終始、学生を刺激する熱心な授業スタイルは非常に魅力的でした。なお、学生は研修の後半に最終プレゼンテーションを行い研修の成果を披露する場が設けられます。

(3月に筆者が訪問した際の様子。
講師のElizabeth Shook氏はTESOLが専門領域。左は鳥原彰仁くん(法・2年)先般の遣欧青年使節団の研究プロジェクトメンバーとしても活躍していました。)

 午後のプログラムは文化体験が中心となっており、グアム島を一周するツアーやチャモロビレッジの訪問、プライベートビーチ(!)でのアクティビティーといった楽しそうなものから、現地企業担当者によるプレゼンテーションや海洋学者による講義といった刺激的なプログラムも含まれています。また、今回の研修では、アグロポリスプロジェクトに取り組む本学にも少なからず関わりのある興味深いフィールドワークが行われたようです。それはグアムの農家でのフィールドワーク。農畜産業に関する用語が含まれた英語による説明には参加した学生も大分苦労したようですが、本学学生は持ち前の積極性を発揮して研修中はずっと担当者の方の近くに位置取り(実践できそうでなかなか実践できないから素晴らしいこと)、大いにコミュニケーションを取ったとのこと。グアムと気候が似ていて農業が主幹産業である宮崎と比べながら視察を楽しんだようです。

(研修後、農場経営者の方から育てている野菜をプレゼント。積極的に取り組んでいる様子が伺える一枚です。)

 

◯「短期」の研修プログラムの意義
 筆者がこの原稿を書いている現在、日本ではラグビーW杯が開催されています。まさにこの前日(9/28(土))に「日本−アイルランド戦」が開催され、日本が大勝利を収めたところです。友人から聞いた話ですが、試合が開催されている東京スタジアムがある調布市の飲食店街では、あらかじめ普段の4倍の量のビール(アルコール類)を用意していたそうですが、にも関わらず、日本のラグビーサポーターに加えて、海外から多くのサポーターが現地観戦に来たという事情もあり、お酒の供給が間に合わなかった店舗もあったとのことでした。このエピソードを聞いて、「ホームページ掲載文をどうしようかなぁ、何か話のネタはないものか」とアンテナを張っていた筆者は「絶好のネタを得た!」と軽い興奮を覚えました。というのも、このエピソードを「タラレバ」的に考えてみましょう。もし試合が開催される前に、ある国のスポーツ観戦に関する「文化」を知っている人が飲食店を経営する方々に一人でもいたとしたら、どうなっていたでしょうか?異なる状況が生まれたかもしれません。この「文化の一端を理解すること」は直接的に異文化体験することで身につく実学であり、そしてそれを成し遂げる方策として短期の語学研修が役目を果たすものだと思います。
 幸いにして、現在本学では海外研修・留学に関心を持っている学生が少なくなく、折に触れて筆者は研究室で相談に乗っていますが、みなさんの話に耳を傾けていると、経済的な問題に次いで学生が不安に感じていることは「2週間(グアム)/1ヶ月(ゴールドコースト)」という決して長くはない研修期間についてのようです。語学の習得は(どこかの機会で目にしたのだけど)「穴の空いた柄杓で海水をすくう」と比喩されるほど継続力が求められます。上記の研修期間は「一生の中の一瞬」のような長さにしか相当しないかもしれません。しかし、これまで座学中心で勉強してきた外国語を現地で、そして現地の言語で習う経験や課外活動を含めた現地学生との交流は今後の英語学習の動機となるでしょう。また価値観を交差させることで国際的な視点で物事について考えるきっかけを与えてくれるには十分な長さだと思います。「躊躇しているくらいなら、まずはやってみよう」と消極的な自分の背中をそっと押してあげてください。現地ではきっと素敵な体験が、そして帰国後には心地よい達成感があなたを待っているはずですから。


(グアム島一周ツアーに参加中の2019年3月研修チーム)

(9月参加の学生二人にはグアム大学から届いた研修中の成績表が大村学長(国際交流センター長)より授与されました。共に最優秀の成績!)

 

◯ お知らせ
2019年度後期(2020年2・3月)実施の語学研修説明会が10月10日(木)に開催されました。研修先、宿泊先、費用、大学からの補助金、出発までのスケジュールなど詳細について説明がありましたが、10月30日の正午まで2019年度後期実施(2020年2〜3月)の研修の参加申し込みを受け付けています。関心がある方は髙橋までお知らせください。

文/髙橋 洋平(法学部准教授)

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