宮崎産業経営大学



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法学部における実践的な教育の報告(模擬裁判など)

宮崎産業経営大学法学部では、今年度、宮崎地方検察庁のご協力を得て、以下のように模擬裁判など実務を体感できる教育を積極的に推進しました。


1.11月27日に、法学部宮田ゼミ・雨宮ゼミ合同で模擬裁判を実施しました。
 強盗致傷事件の犯人性が疑われるケースについて、検察官・弁護人・裁判官・裁判員・被告人・証人を学生が演じました。実際の訴訟と同じような思考を体験できるようにするため、本物の訴訟のような体裁の資料を用い、検察官・弁護人・裁判官ができるだけ模擬裁判当日に悩み考えるようなプログラムを考え、実施しました。裁判官・裁判員役の学生は2グループに分かれ検討したところ、一方は無罪に、他方は有罪にと結論が分かれ、判断の難しさを学生は身をもって体験することができました(下の写真は、被告人質問の様子)。

資料や進行・構成については全面的に検察庁のご指導を受け、内容的にも本格的に裁判を体験できるような工夫がなされました(下の写真は、現役検事によるお話の様子)。

会場は、附属図書館に新設されたラーニングコモンズスペースで実施され、報道関係者も多数来られて盛り上がりました(下の写真は、会場の外からの様子。静かな図書館を維持するために、遮音されています)。

参加した学生からは、「実際にやってみて、ただ資料を読んで学ぶのとは異なり、すごく勉強になった」「判断の難しさを身をもって体験することができた」など、とても面白かったという意見が多かったです。


2.12月13日には、法学部生約40名が検察庁を訪問しました。
 法学部2年生・3年生から検察事務官の仕事に興味のある希望者を募ったところ、40名にのぼり、大型バスにて検察庁を訪問しました。学生たちは、検察庁の仕事を垣間見るとともに、検察庁のご協力により若手事務官の方々との座談会が実施され、若手事務官の方々から直接話をうかがうことができました。学生達からは質問が積極的に出され、大学の講義では聞けない貴重な話を聴くことができ、盛り上がったようです。(下の写真は、座談会の1グループの様子)

 学生からは、「若手事務官の方々からの率直な回答が聞けて、とてもよかった。」「公務員にも様々な職種があることを知った。」「将来の進路について、視野が広がった。」「自分の今後を考えるにあたり、非常に役立った」などのコメントが専らでした。学生にとって、とても面白くためになる検察庁訪問だったようです。


3.4月には、宮崎地方検察庁検事正が本学に来られ、法学部の学生を対象に座談会を実施しました。
 検事正からは、実際の刑事事件の雰囲気や検察庁の仕事をわかりやすくご説明いただき、学生達は、第一線で活躍される実務家の方からのお話に聴き入っていました。学生からは、「現役の検事正の方の話を直接聞いて、身が引き締まる思いだった。」「直接話を聞いて、検察が身近に感じられた。」という意見が聞かれました。

裁判員制度が10年の節目を迎えるなかで、大学生をはじめ若者の法的素養の向上が求められていると考えております。また、検察庁が積極的に大学生の法教育に関わることは、日本の司法制度が私たち市民に対して開かれ、よりよい社会の実現につながると思われます。
 また、この宮崎において、若い人たちの法教育が実践的に行われ、若者の法的素養が高まることは、宮崎がより一層魅力的な地域になることにつながると思います。
 産経大法学部では、このほかにも、裁判傍聴はもちろんのこと、他大学との合同ゼミ合宿や諸施設の訪問、安全安心マップ作りを通じた地域づくり活動など、様々な実践的活動を実施しております。
 今後も、産経大法学部では、「実学」を学生に習得してもらうことを心がけ、単なる「本を読むだけの学習」ではなく「体験・実践できる学習」も積極的に取り入れていきたいと考えております。

文責;法学部教授 宮田浩史

令和2年度入学式のご案内

令和2年度宮崎産業経営大学入学式を下記のとおり挙行いたします。

 

日時:

令和2年4月3日(金)

受付 午前9:00~

開式 午前10:00
    (9:50までにご着席ください。)
※式典終了後に「教員紹介」「事務連絡」等を行いますが、午前中に全て終了する予定です。

 
場所:

本学体育館

〒880-0931 宮崎市古城町丸尾100番地 (「大学案内図」をご参照ください。)

大学案内図クリックをすると拡大表示されます

令和元年度学位記授与式(卒業式)のご案内

新型コロナウイルスの感染防止のため、令和元年度学位記授与式及び卒業祝賀パーティーにつきましては開催場所・内容等を変更いたしました。
詳細は下記リンクよりご確認ください。

https://www.miyasankei-u.ac.jp/2020-02-28/11313/

 

令和元年度学位記授与式及び卒業祝賀パーティーを下記のとおり挙行いたします。

学位記授与式

日時:

令和2年3月19日(木)
受付 午前9:00~ (開場9:30~)
開式 午前10:00
※9:50までにご入場ください。

会場:

ニューウェルシティ宮崎
宮崎市宮崎駅東1丁目2番地8
℡ 0985-23-3311

卒業式地図1クリックをすると拡大表示されます

※会場駐車場は台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関を利用してください。


お問い合わせ
宮崎産業経営大学 教務課
℡ 0985-52-3199 [直通]

卒業祝賀パーティー

日時:

令和2年3月19日(木)
受付 午後12:00~
開宴 午後12:30

会場:

宮崎観光ホテル
宮崎市松山1-1-1
℡ 0985-27-1212

卒業式地図2クリックをすると拡大表示されます

※会場駐車場は台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関を利用してください。


お問い合わせ
宮崎産業経営大学 学生支援課学生係
℡ 0985-52-3202 [直通]

【新体操部】熊本デコポンCUP2019に出場しました!!

デコポンCUP2019新体操大会

期日:令和元年12月7日~8日 
場所:熊本県芦北町民総合センター

日頃より、本学新体操部に多大なるご支援をありがとうございます。
熊本県体操協会主催の上記の大会に出場致しました。

シニアの部
種目別クラブ
10位 有村 瑠夏(経営学部1年)
30位 黒瀬 加鈴(経営学部2年)
45位 山崎 舞 (経営学部1年)
64位 横市 亞美(経営学部1年)
80位 浜口 南 (法学部1年)
 
シニアの部
種目別リボン
8位  有村 瑠夏(経営学部1年)
14位 山崎 舞 (経営学部1年)
33位 浜口 南 (法学部1年)
41位 黒瀬 加鈴(経営学部2年)
60位 横市 亞美(経営学部1年)

経営学部の吉田翼さん(田中ゼミ)が全国学生懸賞論文コンテストに入選しました!

 経営学部3年生の吉田翼さん(田中ゼミ・マーケティング)が「第30回ヤンマー学生懸賞論文・作文」において、論文の部で入選しました。産経大からは初めての応募そして入選となりました。本懸賞論文では全国の農業大学校生、大学生、そして大学院生等を対象に農食関連の論文・作文を募集、若者目線で未来の農業について自由な観点から議論することを目的に、1990年から実施されています。
 普段から農業を専門的に学ぶ学生からの応募が多いようですが、本年から食料生産の先にある加工・流通などを含めた“食のバリューチェーン”に入り込み、儲かる農業・魅力ある農業へのアイデアを募集するということでしたので、マーケティングの観点から斬新に、農業にアプローチした論文作成を行いました。普段から農業を専門に学んでいる学生達の応募が多い中、彼らと競争し今回入選できたことは吉田さんご本人にとって、自信を持てる貴重な機会となったようです。
 2020年1月末に入選者発表会が大阪で開催され、各賞が決定(大賞~優秀賞)予定です。

参考資料
チラシ:https://www.yanmar.com/media/jp/2019/prize/30th_poster.pdf
昨年の入賞作品:https://www.yanmar.com/media/jp/2019/prize/29th_portfolio.pdf

経営学部ビジネスリーダーシッププログラム「HATCH AND GO IN AOSHIMA」研究報告に向けた準備を進めています

経営学部ビジネスリーダーシッププログラムでは、FM宮崎さんの協力のもと、青島の活性化を目的に5つのラジオCMを作成しました。作成したラジオCMは、9月から10月にかけて、FM宮崎さんのフリースポットで流れました。

ラジオCMの放送も一段落ついたことを受けて、本プログラムでは研究成果をまとめる段階に入りました。青島をどのように観察し、どのように問題意識を設定して、ラジオCMの方向性を決めたのか。実際に、作成するCMの内容は誰をターゲットにして、どのようなメッセージを意識したのか。また、放送後、ラジオCMにはどのような感想があったのか、どのような効果があったと推測されるのか。このような視点を持って、チームごとに学生たちが研究報告としてまとめています。

具体的な研究発表の場は、12月1日に開催される宮崎インターゼミナールと、来年1月以降に予定している経営学部の公開講座となります。それぞれの発表の場に向けた準備、発表そのもの、リフレクションを通じて、参加している学生にもう一段の成長が見込まれると考えています。

発表の様子は随時報告していきます。

 

 

産経大シンポジウム「若者が描くカッコイイ農業経営とは!」が開かれました。

 令和元年11月3日(日)オランダワーゲニンゲン大学URのJos博士、オランダ王国大使館農務参事官のKrajenbrink博士、駐日欧州連合代表部Sylwia書記官をお招きし、近未来の宮崎の姿を議論したシンポジウムを開催しました。
 このシンポジウムには、前農林水産大臣で衆議院議員の齋藤健先生も東京から駆けつけて頂き、「これからの日本の農業は海外のマーケットで勝負ができるよう新しいことに挑戦する事が必要である」と若者にエールを送っていました。

 


1. 松井孝之宮崎産業経営大学社会科学研究所所長(弁護士)による開会の挨拶


2. 駐日欧州連合代表部シルヴィア通商部書記官による基調講演の様子


3. オランダで現地の農業関係者とディスカッションした様子を話す齋藤健先生


4. 学生とのパネルディスカッションで質問に答えるクライエンブリンク博士


5. パネルディスカッションで専門家に質問をする高校生


6. パネルディスカッションで高校生からの質問に真剣に答えるジョス博士(画像:中央)とクライエンブリンク博士(画像:右)


7.JA宮崎中央会三田井専務理事による総括講評


8.第1回遣欧青年使節団優勝チーム 左から産経大法学部教授宮田浩史、JA児湯智宏さん、妻高校 齊籐祐可さん、宮崎北高校 和田ゆかりさん、産経大生松田大生さん、産経大生黒木真央さん

アグロポリス全体会議の実施

 令和元年11月2日(土)、農業を核にした地域活性化を目指す「アグロポリス(田園都市)構想」の全体会議が宮崎観光ホテルで開催されました。本県関係者のほか、欧州連合(EU)、オランダ大使館、オランダワーゲニンゲン大学教授、本学の研究者ら約60人が出席しました。
会議では7月に農業先進国のオランダやEu本部のあるベルギーに視察訪問した「遣欧青年使節団」の欧州視察報告や本学の田中教授による「新・生産地革命」について説明があり産地へ消費者の移住を促進する都市計画(アグリフッド)について紹介がありました。


1. 全体会議の様子


2. 「遣欧青年使節団」による研究視察の報告


3.田中教授による「新・生産地革命」の説明


4. 農家の方が安定した収入を確保するには誰よりも先に行動する事が重要であると述べるワーゲニンゲン大学Jos博士


5. 作物の価格決定には生産者が関わる事が重要であると述べる駐日欧州連合代表部のシルヴィア通商部書記官


6. 田中教授が提案した「新・生産地革命」においてコスト削減の具体案について質問するオランダ王国大使館クライエンブリンク農務参事官

法学部 人権講座「セクシャルマイノリティの人権について考える」を開催しました

令和元年10月5日(土)に本学法学部では、宮崎県人権啓発推進協議会の委託による人権講座を開催しました。3回目となる今回は、「セクシャルマイノリティの人権について考える」をテーマといたしました。講座の第1部では本学法学部の青木誠弘准教授が講演を行い、第2・3部では岡山大学大学院保健学研究科・研究科長の中塚幹也教授を講演者としてお招きし、多くの参加者のご来場をいただきました。

 

【講座の様子】

 

【青木先生による講演(第1部)】

 

第1部は「共生社会をめざして」というテーマで、青木先生より法学的な観点から講演が行われました。社会における価値観の変化という視点を軸に、セクシャルマイノリティの方々の人権を考察し、共生社会の可能性についてお話をされました。

 

【中塚先生によるご講演(第2部)】

 

第2部では、「LGBT/SOGIの基礎知識」と題して、中塚先生より医学的な観点からLGBTについて説明して頂きました。参加者はその基礎知識を得ることで、LGBTの方たちへの理解をより深めることができました。特に性同一性障害について詳しくお話を頂き、戸籍の性別を変える際の現在の問題点、トイレの設置のあり方など、多くの具体的な事例とともに説明くださいました。

 

【中塚先生によるご講演(第3部)】

 

第3部では、「LGBTを取り巻く社会の課題:教育,医療,行政」と題して、医学的な基礎知識を踏まえた上で、社会がどのようなサポートをしていくべきか、引き続き教育、医療、行政といった多岐に渡る分野におけるご提言を頂きました。特に学校現場では早い時期からのサポートが必要であることもお話しくださいました。セクシャルマイノリティの方々に社会としてどのように寄り添い、援助するとよいかについて理解を深める貴重な機会となりました。

 

【質疑応答の様子】

 

最後に、質疑応答の時間では、ご来場の皆様からご質問をいただき、中塚先生と青木先生が丁寧にご回答くださいました。時間内に全ての質問にお答え頂くことができなかったほど多くの質問が集まり、ご来場の方々の関心の高さを感じるものとなりました。

当日ご来場いただいた皆様に篤くお礼を申し上げます。今後も、本学では皆様のご関心に合ったテーマによる学びの機会を提供したいと考えております。

(文責 法学部/中本幹生)

空手道部、全日本大学空手道選手権大会に出場決定!!!

令和元年10月20日に福岡市で開催された第68回全九州学生空手道選手権大会に出場しました。結果は以下の通りです。

男子団体組手準優勝
女子団体形3位
女子団体組手優勝

なお令和元年11月10日に愛知県豊田市で開催される全日本学生空手道選手権大会に出場することになりました。
応援をよろしくお願い致します。

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