平成29年11月25日(土)、農業を中心として地域活性化を目指す「アグロポリス21構想」をテーマにしたシンポジウムが本学で開催されました。当日は学生を中心に約1000人が聴講しました。 始めに、数日前まで日蘭政府間協議に参加していたオランダ王国大使館農務参事官クライエンブリンク博士に挨拶をして頂きました。その後、オランダを訪問した学生によるマーケティング調査報告が行われました。続いて、テレビ会議システムを利用し、本学の学生とワーゲニンゲン大学の学生との意見交換が行われました。基調講演では駐日欧州連合代表部・通商経済部調査役の小林様と中曽根様に日本とEUの経済連携協定やEUのGI制度について解説して頂きました。
また、「若者と語る 欧州マーケティングとGI戦略」と題したパネルディスカッションは、産経大生・高校生の質問にクライエンブリンク博士、ジョス博士、黒木信作様(黒木本店 専務取締役)、長友弁護士が答える形で行われました。ジョス博士からは、商品のネーミングの問題など宮崎県産品の輸出拡大に向けたアドバイスがなされました。
以下、シンポジウムの模様です。
1. 松井孝之 宮崎産業経営大学 社会科学研究所所長(弁護士)による開会の挨拶
2. オランダ王国大使館農務参事官 エバート・ヤン・クライエンブリンク博士の挨拶
3. 来賓を代表して挨拶をする宮崎県産業振興機構理事長の緒方哲様
4. オランダを訪問した学生によるマーケティング調査報告
5. 学生の報告を熱心に聞き入る来場者
6. テレビ会議システムを利用した本学の学生(経営学部4年 玉城君)とワーゲニンゲン大学生との意見交換
7. 日欧経済連携協定について説明する駐日欧州連合代表部 通商経済部調査役の小林恵様
8. 欧州地理的表示制度について説明する駐日欧州連合代表部 通商経済部調査役の中曽根佐織様
9. 専門家を交えたパネルディスカッションの様子
10. JA宮崎中央会三田井専務理事による総括講評
(本件に関するお問い合わせ先)
宮崎産業経営大学
学長室 室長 荻野 直英
TEL 0985-52-3111