2月10日、MRTmicc3階エメラルドホールにおいて、経営学部公開講座「Future Session×Miyazaki次代、次世代へのメッセージ」が開催されました。宮崎の中心に「未来の考える場」をつくろうとの想いから、今回のセッションが開かれました。3連休の中日ではありましたが、多くの参加者に集まっていただきました。初めに、主催者側として経営学部柚原知明教授、公開講座に多大なご協力をいただいた宮崎放送(MRT)から黒木隆営業局営業部長に、開会の挨拶をしていただきました。
フューチャーセッションは2部制で開催され、1部は「これからの○○を考える」と題し、産経大の教員が自分の分野を超えてフロアーの皆さんと共にこれからの○○について考えました。セッション1のスピーカーとそれぞれのテーマは次の通りです(登壇順)。
・出山実講師「「これからの○○」を考えるしくみ」
・田中素子准教授「物語の未来」
・日高光宣教授「「マーケティング脳」を活かした生き方があなたの人生を変える、組織、社会を変える」
・今出敏彦准教授「これからの家族を考える」
セッション2では、「未来をつくる経営とは?」とはテーマに、宮崎放送「宮崎元気印情熱企業」に出演された社長を3名にお招きしてのパネルディスカッションとなりました。参加していただいた社長は次の3名です。
・久保田茂氏(株式会社 久保田オートパーツ)
・ 村岡浩司氏(有限会社 一平)
・ 福冨博之氏(農業生産法人 有限会社 福冨農産)
・ ファシリテーター :山田恭子講師
パネルディスカッションでは、普段から大切にしている問いは何か、20年後自社の事業はどうなっていると思うかなどの質問に対して、熱い議論がかわされました。経営者の意思決定や判断基準は、普段の私たちの生活にも共通部分が多く、様々な示唆が散りばめられたパネルとなりました。最後に、各社長から若い参加者に向けてのメッセージを伝えていただき、議論は白熱したまま終了しました。
今回の公開講座は、宮崎初のフューチャーセッションとなり、参加者の皆様からも引き続き行ってほしいとの要望もいただきました。今回は、私たちが一方的に話をするスタイルでしたが、今後は参加者のみなさんと一緒に議論できるセッションを作っていきたいと思います。