介護等体験は義務教育に従事する教員が、障害者や高齢者等に対する介護や交流をとおして、個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深め、教員としての資質の向上を図り、義務教育の一層の充実を期することを目的としています。その内容は、特別支援学校において2日間及び社会福祉施設において5日間とし、障害者や高齢者等に対する介護、介助、交流等を通して、人との関わり、人を援助するうえで大切にすべき姿勢や視点を体験的に学習します。
対象学年は、下記のとおりです。なお、本学には小学校の免許課程はありませんが、神戸親和大学・星槎大学と提携の小学校免許状取得プログラムを履修している学生は、介護等の体験が必要になります。
対象学年、体験学習機関、申込時期と実施
介護等体験を希望する場合は、前年度末に次年度の科目履修登録(介護等体験)が必要です。
介護等体験は、合計7日間必要ですが、5日間は「社会福祉施設」、2日間は「特別支援学校」で行います。
大学を通して申込みますので、指導教員の指示に従ってください。個人で直接申込むことはできません。
対象学年
3年生(中学校社会及び小学校教員免許希望者)
対象期間
社会福祉施設 :日程 5日間 実施時期 夏季休業期間
特別支援学校 :日程 2日間 実施時期 夏季休業期間
申込時期:介護等体験の授業で指示
(注)申し込み後の自己都合による辞退は認められません。
手続
介護等の体験を行なうための手続きについては、授業時において説明します。介護等の体験には、体験費用(社会福祉施設5日間、10,000円)及び、必要により保菌検査費等の費用がかかります。
介護等体験に当たっては、事前に体験の意義や留意事項を理解しておくことが必要です。必ず授業に出席し、事前指導を受けなければなりません。授業を欠席すると介護等体験は行えません。決定した施設に対して多大な迷惑をかけることになりますので、注意してください。
授業内容
- 介護等体験を行う施設の概要説明(スケジュール等の配布)
- 体験日程、体験内容の説明
- 体験に当たっての留意事項(基本的マナー、守秘義務等)について
- 社会福祉施設および特別支援学校での体験学習に当たっての外部講師による講演
- 健康管理について
- 事前手続きについての説明